2010.03.14 Elise Super Tec 2010 Rd.1 ツインリンクもてぎ

いよいよEST2010にシーズン開幕戦となりました。
第1戦はHONDAが誇る国際サーキットの「ツインリンクもてぎ」です。
こちらは家族連れでも楽しめるようにアミューズメント・パークとなっています。
まあ遊園地が併設されているわけです。子供から若いカップルの喜ぶ声がよく聞こます。

また、ツインリンクという名前の通りでここには2つの国際サーキットがあります。

一つ目はアメリカのインデイCARレースでシリーズに採用されているオーバル・コース。

ようは楕円のコースです。
1,コーナーの旋回Rと3,4コーナーの旋回Rが極端に違う世界でも屈指の難コースの
オーバル・コースで有名です。
楕円のコースを300Km/h近い速度でひたすら周り続けるわけですから人間の感覚ですと旋回Rの違いはドライビング・ミスを誘発しやすくなるわけですね。
私もAUDIのR8というスーパーカーで走らせて頂いたことが有りますが走ってみて難しさがわかりました。オーバルの旋回Rの違いだけではなく300Km/h近い速度でもコーナーを
走れるようにする為に極端な傾斜がついてます。
競輪をテレビ等でご覧になった方は創造がつくと思いますが真っ逆さまに落ちるような傾斜です。その傾斜がないと競技スピードでは旋回ができないわけです。
毎年、インデイのシリーズ戦で「ツインリンクもてぎ」は1戦開催されますので興味のある方はご覧ください。重力を無視しているような車両の姿勢に力学の授業を思い出しますよ(笑)。

二つ目は今回のレースで走ったスプリント・コースです。
日本のサーキットではブレーキが一番厳しいと言われているコースです。
下りストレート後の直角コーナーをはじめフル・ブレーキの箇所がとても多いレイアウトだからです。対策をしていない車両はまずフェード(ブレーキ・パッドとブレーキ・デイスクの摩擦熱によりブレーキオイルが沸騰して気泡が混ざり圧力が掛からなくなる現象)を起こし止まれずにグラベル(コース外のセーフテイーゾーン:「もてぎ」は砂利なので脱出は不可能です)に突っ込んで終了となります(笑)。
今回の第1戦も犠牲者は出ました。。笑。
コース説明はこのくらいで参戦記に入ります。

レース当日は早朝から受付がありますので自宅から遠いサーキットということもありサーキット施設内にあるホテルに前泊しました。とても綺麗なホテルで家族連れの宿泊者もたくさん泊まっておりレストランなど和洋中にわかれており料理も美味しかったですね。
サーキット・ウエデイングができる事でも有名です。レース好きなカップルには憧れのシチュエーションなんでしょうね。サーキットをウエデイング・ドレスとタキシーッドでパレードなんて私には拷問に近いイベントですが(笑)。結構、目にしますよ。。

オジサン4人で1部屋の宿泊です。ツインベッドに一人づつ、簡易ベッド二つに一人づつの4名です。ジャンケンで私は簡易ベッドになりましたが十分に良いベッドでした。

こんな感じです。手前が簡易ベッドです。おっさん臭&アルコールが漂っていそうでしょ(笑)。

毎度ながら宴会の後に部屋で一献ですが、ハプニングがありまして仲間の一人に車載ムービー機器を見せていたのですがだいぶ酔っていたらしく電源をONにしたまま抱いて寝てしまいまして翌日にチェックをすればよかったのですがバッテリーがご臨終で今回は動画は無しです(笑)。



【予選】
今年からメイン車両にした2−11ですが、加速が鈍い原因不明の状態でシーズンINです。
同じ仕様の2−11車両にストレートで大きく離されます。
1周(4,801m)が長いコースですからハンデが大きいですね。
結果は総合4位(クラス2位)でした。


【決勝】
グリッドは2列目のOUT側。
スタート!!
加速が鈍い、何とか1,2コーナーを押さえて4位をキープ。
ストレートで前走者には置いていかれ後続車には尻を突かれ・・・。
2周目に5位に後退。
3周目に6位に後退。
後は死に物狂いで逃げまくります。我慢の走行が続きます。
7周目の1コーナーで前走者がミス。。
何とかそのままチェッカー!!
決勝結果は総合5位(クラス2位)でした。
今年は原因が掴めて対策ができないと厳しいシリーズになりそうです。

考えられるチェックはしてますので長引きそうな予感。
しかし、与えられた仕様で全力を尽くそうと思います。
応援、宜しくお願いします。


ムービーはバッテリー上がりで撮れていませんでしたので画像など。